網にびっしりズワイガニ 日本海で漁解禁、冬の味覚が初水揚げ

漁が解禁され、漁船に引き揚げられたズワイガニ=6日未明、兵庫県豊岡市沖
漁が解禁され、漁船に引き揚げられたズワイガニ=6日未明、兵庫県豊岡市沖【拡大】

 冬の味覚として人気を集めるズワイガニの漁が6日、富山県以西の日本海で解禁され、初水揚げされた。兵庫県豊岡市の津居山港には同日午前、漁船が次々戻り、ケースに詰められたズワイガニを運び込んだ。

 6日午前0時、日本海の波は穏やか。但馬漁協所属の「美津生丸」では、漁解禁のベルとともに、船尾から縦横約50メートルの網が投げ下ろされた。約1時間後、袋状の網を引き上げると、薄紅色のズワイガニが網にびっしりだった。船長の浜本英治さん(56)は「松葉ガニ」と呼ばれる値段の高い雄が「今年は少ない」と漏らし「もうちょっとほしかった」と少し残念そう。

 津居山港に戻った船は、水産業者や乗組員の家族らが出迎えた。仕分けに当たった漁師の石塚裕司さん(60)は「今日が1年のスタート。まずまずじゃないか」と話した。