心不全治療法開発 1万人を実態調査

 日本人の死因の大きな割合を占める心不全の予防や、治療法開発に役立てるため、日本循環器学会などは、これまで分かりにくいとされてきた病気の定義を新たに作成し、1万人の患者を対象とした実態調査を始めた。

 心臓病はがんに次ぐ死因の第2位。そのうち最も多いのが心不全だ。

 高血圧や心筋症などが原因で、全身に血液を送り出すポンプ機能が損なわれ、悪化と改善を繰り返しながら進行し、死に至る病気の総称として使われてきた。65歳以上で急増し推計患者数は100万人。

 調査は、日本医療研究開発機構の助成を受け11月1日から開始。2013年に全国約200の病院に入院した患者約1万人を対象に5~7年間の状態を調べ、臨床情報をデータベース化。有効な治療法や医療の地域性を探る。

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