夏の賞与微増、36万6千円 中小企業が全体押し上げ 厚生労働省

 厚生労働省が7日発表した平成29年夏季賞与の集計結果によると、1人当たりの平均賞与(従業員5人以上の事業所)は、昨夏に比べ0・4%増の36万6502円と、2年連続で増加した。人数が最も多い卸売・小売業は0・6%減少したが、次に多い製造業が0・2%増、人手不足が続く医療・福祉業では2・8%増と伸びた。

 規模別に見ると、従業員100人以上の企業では昨夏比でマイナスになったが、30~99人の中小企業では3・6%増えた。厚労省は「中小企業の増額が全体を押し上げた」と分析している。

 また、厚労省が同日発表した9月の毎月勤労統計調査(速報)によると、基本給や残業代などを合計した1人当たりの現金給与総額は前年同月比0・9%増の26万7427円で、2カ月連続で増加した。物価の影響を加味した実質賃金は0・1%減少した。