いじめ認知、小中とも最多 25年度以降 解消率は全国下回る 静岡 (1/2ページ)

 平成28年度の静岡県内公立小中学校のいじめの認知件数は小学校が前年度比46・2%増の4893件、中学校が同31・5%増の2654件で、いじめの定義が厳格化された25年度以降最も多かったことが、文部科学省の調査で分かった。小中学校の不登校と小学校の暴力行為も、記録が残る14年度以降で最多だった。

 県内のいじめの解消率は小学校82・6%(全国平均91・2%)、中学校72・9%(同89・0%)で、いずれも全国平均を下回った。いじめを発見したきっかけは、小中学校とも約4割がアンケートの実施で、いじめの内容では、ひやかしやからかい、軽くぶつかられるといった「比較的軽微なもの」(県教育委員会)が約7割を占めた。

 一方で、「パソコンや携帯電話などでの誹謗(ひぼう)中傷」が小学校で前年度比54%増、中学校で同34%増と急増。会員制交流サイト(SNS)の普及による人間関係の広域化やスマートフォンで暴力的な情報に接しやすくなっていることなどが背景にあるとみられるという。

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