インサイダーで課徴金勧告 文教堂GHD元社員 証券監視委

 書籍販売大手の文教堂グループホールディングス(川崎市)が経常利益の予想値で赤字になることを公表前に知り、インサイダー取引をしたとして、証券取引等監視委員会は10日、金融商品取引法に基づき、東京都の元社員の男性に課徴金270万円を納付させるよう金融庁に勧告した。

 監視委によると、男性は文教堂に勤務していた昨年10月、平成28年8月期の予想値が下方修正されることを社内の会議資料で知り、公表前に文教堂株1万株を610万5800円で売り抜けたとしている。