印、祭りの花火・爆竹が大気汚染を助長

インド最大のお祭り「ディワリ」の夜に花火を楽しむ人々=10月19日、北部ジャンムー(AP)
インド最大のお祭り「ディワリ」の夜に花火を楽しむ人々=10月19日、北部ジャンムー(AP)【拡大】

  • ディワリの翌朝、煙に覆われた首都ニューデリー=10月20日(AP)

 インドは10月19日にヒンドゥー教の新年祭「ディワリ」を迎えた。総人口12億の8割がヒンドゥー教徒ともされる同国で最大の祭典だ。花火や爆竹で盛大に祝うのが恒例だが、近年はこの習慣が大気汚染の原因の一つとも指摘されている。

 今年は大気汚染対策として、インド最高裁判所がディワリの前に首都ニューデリーで花火・爆竹の販売を禁止する措置を講じたものの、効果は今ひとつだったようだ。売り上げが減少した花火店などがあった一方で、祭典当日の市内では例年通りに花火が鳴り響き、煙が立ちこめた。

 AP通信によると、翌20日の首都ニューデリーでは世界保健機関(WHO)が定めた安全基準の90倍、インド政府が設定した安全基準の22倍の微小粒子状物質(PM2.5)が検出されたという。