タイ、プミポン前国王の服喪期間が終了

プミポン前国王の国葬に参加するために列をつくる人々=10月25日、バンコク(AP)
プミポン前国王の国葬に参加するために列をつくる人々=10月25日、バンコク(AP)【拡大】

 タイは、10月25日から29日の5日間、プミポン前国王の国葬が営まれた。首都バンコクには大勢の国民が集まり、前国王との別れを惜しんだ。国葬が終わった29日をもって、前国王が死去した昨年10月13日からおよそ1年間続いた公式な服喪期間も終了した。

 前国王は在位期間が70年に及び、貧困救済を目的とした経済プロジェクトなどによって国民の支持が厚かった。国葬のメインである火葬式は26日に行われ、遺骨と遺灰は29日、バンコクの王宮と寺にそれぞれ納められた。王宮前広場に設置され、火葬に使われた黄金の施設(高さ約50メートル)は今月30日まで一般にも公開されている。

 同国政府は服喪期間中、公務員に対して喪服の着用、一般国民に対しても黒を基調とした服を着用するよう呼びかけていたが、30日からは通常の服装に戻すよう通達していた。これに伴い、政府の庁舎や国営企業などに掲げられていた半旗も元通りとなり、服喪関連の看板なども撤去された。