大気問題で黒竜江省4市に行政指導

 中国環境保護省と黒竜江省はこのほど、黒竜江省内のハルビン、ジャムス、双鴨山、鶴崗の4市がわらの活用データを偽っていたとして、同4市などに対して、秋・冬季の大気汚染防止活動に取り組むよう行政指導を行った。わらの焼却は大気汚染の要因となるため同省は焼却以外の活用を推進し、同省農業委員会によると昨年の省全体のわら活用率は60.4%。双鴨山は46.9%、鶴崗は44.6%としていたが、調査で両市がデータを大幅に水増ししていたことが判明した。また、同4市は、わらの焼却を放任していた。(中国新聞社)