新語・流行語大賞に「インスタ映え」「忖度」 産経新聞「魔の2回生」もトップテン入り (1/2ページ)

 今年話題になった言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2017ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞が1日、「インスタ映え」「忖度(そんたく)」の2語に決まった。

 「インスタ映え」は、日常の写真をスマートフォンなどで投稿する画像共有サービス「インスタグラム」で称賛を得ることを意識した、主に若い世代を中心に使われている言葉。また、もともと「他人の気持ちをおしはかる」ことを意味する「忖度」は、「政治家や上役らの真意を推察する」といった意味で広く使われるようになった。

 同賞選考委員会によると「インスタ映え」の選考理由は「17年は『インスタ映え』の意識が一般に浸透した。『インスタ映え』は人類の永遠のテーマをかなえてくれる、スマホの向こうのおとぎの国のステージ」。「忖度」については「森友学園の理事長が国会で発言した言葉は、あっという間に日本を席巻した」などとしている。

 このほか、

 ・「35億」(女性芸人、ブルゾンちえみさんの決めぜりふ)

 ・「Jアラート」(全国瞬時警報システムの通称)

 ・「睡眠負債」(睡眠不足が蓄積されていく現象)

 ・「ひふみん」(引退した将棋の加藤一二三・九段の愛称)

 ・「フェイクニュース」(ニュース然として流布される噂やでっち上げ)

 ・「プレミアムフライデー」(月末の金曜日に早めの退社を促す個人消費喚起キャンペーン)

 ・「魔の2回生」(不祥事が続いた自民党の2回生議員)

 ・○○ファースト(小池百合子都知事の「都民ファースト」などで使われたフレーズ)

 -の8語を含めてトップテンとして選出された。

 このうち「魔の2回生」の初出は、産経新聞朝刊(4月20日付)の記事の見出し「不倫、失言、金銭トラブル… 自民『魔の2回生』に重鎮激怒」。受賞者には、見出しをつけた産経新聞編集局整理部の森山志乃芙(しのぶ)記者が選ばれた。

選考委員特別賞には若手の2人