死亡の男性は元専売店所長と判明 日経新聞本社ビル火災

東京・大手町で火災との通報があり、駆けつけた消防隊員ら=21日午前、東京都千代田区(松本健吾撮影)
東京・大手町で火災との通報があり、駆けつけた消防隊員ら=21日午前、東京都千代田区(松本健吾撮影)【拡大】

 日本経済新聞社東京本社ビル(東京都千代田区大手町)で今月、2階の男子トイレから出火し男性1人が死亡した火災で、警視庁丸の内署は28日、死亡したのは西東京市芝久保町、無職、水野辰亮(よしあき)さん(56)と判明したと発表した。日本経済新聞社によると、水野さんは11月上旬まで練馬区内の同社専売店で所長を務めていた。同社広報室は「目立ったトラブルはなかった」としている。

 火災は21日午前10時50分ごろ発生。トイレの床や壁など約30平方メートルが焼け、水野さんが倒れていた個室付近からは油の反応があった。遺書などは発見されていないものの、同署では現場の状況から自殺の可能性が高いとみて捜査している。捜査関係者によると、水野さんとみられる人物がビルの外から入ってくる様子が防犯カメラに写っていたという。