同性カップル解消 「第1号」の女性2人が証明書を返還 東京・渋谷区

交付された「パートナーシップ」証明書を手にしたときの増原裕子さん(左)と東小雪さん=2015年11月5日、渋谷区役所
交付された「パートナーシップ」証明書を手にしたときの増原裕子さん(左)と東小雪さん=2015年11月5日、渋谷区役所【拡大】

 同性カップルを結婚に相当する「パートナーシップ」と認める証明書を東京都渋谷区から受け取った「第1号」の女性2人がパートナー関係を解消し、証明書を区に返還していたことが28日、分かった。2人がホームページ(HP)で公表した。

 渋谷区はLGBTなど性的少数者の差別解消を図る目的で区条例に基づき証明書を交付する全国初の取り組みを平成27年11月に開始した。

 2人は、会社経営の増原裕子さん(40)と、元宝塚歌劇団の東小雪さん(32)。HPに連名で「関係にピリオドを打ち、離婚する選択をした。このような結果となり、大変申し訳ない」と掲載し、今月25日、区に証明書を返還したと明らかにした。

 理由として「それぞれの活動や仕事が増える中、『ふうふ』として見たい将来が少しずつすれ違い、2人の関係性に変化が生じた」と説明。一方で今もお互いに親友として大切に思い、尊重し合える関係として「LGBTを取り巻く課題に引き続き力を合わせて歩んでいく」としている。