ベッキーと袴田 ガキ使「不倫禊」の男女差もおかしい 人気番組でにじみ出た「日本人の悪いクセ」 (1/3ページ)

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 問題視する人が意見を表明して初めて、問題意識が生まれる。「無知」ととらえて、「気づき」として活かせるか。年末に放送され、物議を醸した「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!大晦日年越しスペシャル! 絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!」(日本テレビ系)である。冒頭、浜田雅功が黒塗りの顔で登場したのだ。

◆正直に言うと、浜田に笑った

 正直に言う。私は登場シーンで笑った。というのも、毎年、浜田はおかっぱ頭&胸に肉襦袢&スカートを穿き、ひとりだけ女装させられる。だから今年もあの完成度の低い女装だと予測していた。ところが意表をついて映画「ビバリーヒルズ・コップ」のエディ・マーフィーに扮して登場したのだ。「アメリカンポリスだからか! 他は保安官スタイルなのに、浜田ひとりだけ破天荒刑事!」と予測を裏切る奇策に笑った。そして、本当は女装を含む扮装が好きなのに、常に仏頂面で嫌がる風味を醸し出す浜田に笑った。たぶんこの番組を毎年楽しみにしている人は同じツボだったのではないか。

 でも、これは言い訳に過ぎない。「人種差別の意図がなくても、黒塗りは差別的表現だ」ということを忘れていた。私自身忘れていたことが非常に問題だと思った。批判の声を聴いて、素直に反省した。同時に、思い出したことがふたつある。

日本人の悪いクセが出ていなかったか