被害者に振り袖返却開始 「はれのひ」破産管財人

記者会見する「はれのひ」の篠崎洋一郎社長=26日、横浜市中区
記者会見する「はれのひ」の篠崎洋一郎社長=26日、横浜市中区【拡大】

 成人の日を前に営業を突然取りやめ、破産手続き開始決定を受けた振り袖の販売・レンタル業「はれのひ」(横浜市)の破産管財人は29日、被害者が購入した振り袖の返却を始めた。今年の成人式分の数十着を発送したという。

 破産管財人や破産申立人によると、はれのひは横浜市や東京都八王子市の店舗などに計約1200着を保管。来年以降の分も順次返却する予定で、残っている前撮り写真のデータも顧客に渡す。

 29日に始まった顧客や取引先を対象にした電話相談には約150件の連絡があった。

 はれのひの負債額は現時点で約6億3500万円。3億円を超える見込みの顧客約1300人の損害は含まれておらず、最終的には10億円に上るとみられる。