上野で帰宅困難者訓練 訪日客らへの対応確認

帰宅困難者の対策訓練に参加し、災害発生を伝える大型ビジョンを見る人たち=5日午前、東京・上野のアメ横商店街
帰宅困難者の対策訓練に参加し、災害発生を伝える大型ビジョンを見る人たち=5日午前、東京・上野のアメ横商店街【拡大】

 東京都は5日、首都直下型地震を想定した帰宅困難者への対策訓練を、上野動物園やアメ横商店街などの観光地が集まる台東区の上野駅周辺で実施した。区内の日本語学校も参加し、2020年東京五輪・パラリンピックを前に増加している訪日旅行客への対応などを確認した。

 東京湾北部を震源とするマグニチュード(M)7.3の地震が発生し、上野駅周辺で多数の帰宅困難者が出たと想定。区との合同訓練で、JRや商店街、上野動物園の関係者ら約650人が参加した。

 アメ横の大型ビジョンでは、日本語、英語、中国語などで避難場所への移動を案内した。

 平成23年の東日本大震災では、首都圏で500万人超が自宅に帰れなかったとされる。高齢者や妊婦など「要配慮者」の帰宅支援のため、千葉県や埼玉県と連携し、バスで参加者を運ぶ訓練も計画された。