【仮想通貨流出】コインチェック社からサーバー内データ受領 警視庁

 約580億円相当の仮想通貨「NEM(ネム)」が取引所大手コインチェックから流出した問題で、警視庁が同社からサーバー内のデータの提出を受けたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。

 警視庁はこれまでに、同社幹部から事情の聞き取りを行ったほか、同社から通信記録の提出を受けた。今後、データを解析し、不正アクセス禁止法違反容疑などを視野に、流出の経緯や流出先口座の所有者の割り出しを進める見通しだ。

 ただ、不正アクセスが複数の海外サーバーを経由していたり、犯人が海外在住だと判明したりした場合には、当該国に対する捜査協力の要請が必要になる可能性がある。また、容疑者が突き止められても、相手国との関係などにより、日本への引き渡しが実現しない恐れも懸念されている。