独メルケル首相、SPDと連立協定 政治的な膠着に終止符

 ドイツではメルケル首相が率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と社会民主党(SPD)が連立協定で合意に達した。4カ月にわたる政治的な膠着(こうちゃく)に終止符が打たれる見込みとなった。

 SPDは重職の財務相と外相を含む6つの閣僚ポストを確保。メルケル首相のCDUは国防相や経済相など5閣僚を出し、姉妹政党のCSUからは3人が閣僚に就く。ブルームバーグが入手した合意文書で明らかになった。現地メディアはシュルツSPD党首は外相となり、ハンブルク市長を務めるショルツ氏が財務相に就任すると報じた。CSUのゼーホーファー党首は内相。

 連立は約15人の党指導部によって合意されたが、次は90人程度から成る幹部の同意が必要。SPDは46万4000人の党員による採決を約束しており、なお数週間は不透明な状態が続く見通し。(ブルームバーグ Arne Delfs、Birgit Jennen)