【ドローンタイムズ】鎌倉・龍宝寺で消防総合訓練

訓練会場の龍宝寺上空でドローンを飛ばす鎌倉ドローン協会のスタッフ=1月24日、神奈川県鎌倉市植木
訓練会場の龍宝寺上空でドローンを飛ばす鎌倉ドローン協会のスタッフ=1月24日、神奈川県鎌倉市植木【拡大】

 古都鎌倉の龍宝寺(神奈川県)で、1月24日、鎌倉市消防本部、藤沢市消防局藤沢南消防署村岡消防出張所、鎌倉市消防団による火災から文化財を守ることを目的とした消防総合訓練が実施された。今回は初めて一般社団法人鎌倉ドローン協会も参加し、2機のドローンによって上空から消火活動を撮影した。記録した映像は同市消防本部に提供され、今後の訓練などに活用される。

 訓練は龍宝寺の本堂から出火したとの想定で開始。まず同寺の住職など関係者による初期消火活動が行われ、模擬文化財が運び出された。逃げ遅れた1人を救出し、最後に一斉放水が本堂に向かって行われた。

 1949年には奈良県の法隆寺金堂が炎上し壁画が焼損した。これをきっかけに1955年に「文化財防火デー」が定められており、同市消防本部も毎年、文化財を保有している市内の社寺で行っている。龍宝寺の梅田良光住職(44)は「文化財はかけがえのないもの。今回の訓練で気持ちを新たに防災対策を心がけたい」と話した。