小泉今日子はなぜ叩かれなかったのか 不倫がバレても「世間に謝らなくていい」 (1/3ページ)

詰めかけた報道陣からの問いに「(自身の)ホームページに書いてあります」と答える小泉今日子(撮影・佐藤雄彦)
詰めかけた報道陣からの問いに「(自身の)ホームページに書いてあります」と答える小泉今日子(撮影・佐藤雄彦)【拡大】

【ニッポンの謝罪道】

 2月1日に小泉今日子がバーニングプロダクションからの独立を発表したが、それと同時に俳優・豊原功補と恋愛関係(=不倫関係)にあることを明かした。小泉は独身だが豊原は既婚者。小泉の発表から2日後、豊原は緊急会見を行い、「どんな石でも投げつけたい方は僕に向けて投げつけてくださいと、言いたい」と述べた。

 今回の小泉の発表と豊原の会見が画期的だった理由は「不倫を謝らない」点にある。小泉の発表後、複数の編集者からはこう訊かれた。

「なんで今回の小泉今日子の発表は叩かれなかったんですか? だって、よくよく考えれば単なる不倫宣言じゃないですか」

 これは実に重要な問いかけである。まさにその通りで、今回の件は過去の不倫騒動と比較すれば「それほど叩かれていない」状況にある。この差は一体なぜなのか。本連載の趣旨である「謝罪道」の根幹にもかかわることなので、今回はこれについて書いてみる。

◆不倫報道に猛バッシングは付き物だったが…

 2016年1月のベッキーと川谷絵音に端を発した「不倫報道」の連鎖は、毎度とんでもないバッシングが世間に巻き起こった。それこそ、不倫は重罪であるかのような扱いになったのである。週刊誌による不倫報道をテレビが後追いをして彼らを出演自粛に追い込むほか、政治家の場合は元衆議院議員の宮崎謙介氏に見られるように辞任にも追い込んだ。

 一方、小泉と豊原は、過去の騒動と比較すればそれほど叩かれていない。小泉と豊原の不倫宣言をメディアが叩かないのは、自称・芸能通の人々からすれば「バーニングへの忖度だろう」といった話になるだろうが、まぁ、事情はよく分からない。ゲスの勘繰りはしてもあまり意味がない。

小泉今日子は「勝った」