不正受給のスパコン会社「ペジーコンピューティング」が助成金9億円を返還

ペジーコンピューティング本社の入るビル=東京都千代田区(桐原正道撮影)
ペジーコンピューティング本社の入るビル=東京都千代田区(桐原正道撮影)【拡大】

 スーパーコンピューターの開発を手掛けるベンチャー企業「PEZY(ペジー) Computing(コンピューティング)」をめぐる国の助成金不正受給事件で、同社が経済産業省所管の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に約9億4千万円を返還したことが21日、NEDOへの取材で分かった。返還は20日付。

 東京地検特捜部は昨年12月~今年1月、NEDOから平成24~25年度の2事業の助成金、計約6億5300万円をだまし取ったとして詐欺罪でペジー社社長の斉藤元章被告(50)らを起訴した。

 NEDOは20日、特捜部が認定した詐取額に、不正を理由とした加算金約2億8700万円を加えてペジー社に請求。ペジー社は同日、全額を納付した。