除染業者の44%に法令違反 福島労働局が是正指導

東京電力福島第1原発。左から1、2、3、4号機
東京電力福島第1原発。左から1、2、3、4号機【拡大】

 福島労働局は22日、昨年1年間に東京電力福島第1原発事故の除染作業に携わった274業者のうち、44%に当たる121業者で労働安全衛生法や労働基準法の違反が見つかり、是正指導したと発表した。

 違反件数は179件。内訳は、作業員に放射線量計を装着させないなど安全衛生関係が118件、時間外労働の手当を支払わないといった労働条件関係が61件だった。

 第1原発の廃炉作業を担った129業者には、雇用時の労働条件通知書に時間外労働の有無を記載しないなど210件の違反があった。

 労働局は「除染作業の規模は縮小傾向にあるが、今後も違反の是正に取り組む」としている。