東西で採用141件、着実に実績…さいたまの出所者支援「コレワーク」が業務1年 課題は企業周知 (1/3ページ)

刑務所や少年院出所者の雇用を支援する法務省の「コレワーク東日本」=1月、さいたま市
刑務所や少年院出所者の雇用を支援する法務省の「コレワーク東日本」=1月、さいたま市【拡大】

 刑務所や少年院の入所者が持つ職歴や資格の情報を集約し、雇用を望む企業に紹介する法務省の「矯正就労支援情報センター」(通称・コレワーク)は、業務開始から1年が過ぎた。さいたま市にあるコレワーク東日本も着実に実績をあげている。出所者の就労を促し再犯防止につなげるのが狙いで、これまでに同西日本(大阪市)と合わせて141件(1月末時点)の採用に結び付くなど成果が上がりつつある。企業にどう周知していくかが今後の課題だ。

 コレワーク東日本と同西日本が設置されたのは平成28年11月。全国に122ある刑務所や少年院の入所者のうち、半年以内に出所予定の約2500人分の年齢や資格、出所後の居住予定地などを管理している。

 コレワークは職業安定法上、直接仲介ができないため、雇用を希望する企業から問い合わせがあった場合は条件に合う出所予定者がいる施設を回答。企業はその施設を管轄するハローワークに求人を出し、出所予定者との面接を含む採用活動を進める仕組みだ。