新幹線の台車亀裂、国交省が川崎重工業からもヒアリング

新幹線の重大インシデントについて謝罪する(左から)川崎重工の小河原誠・常務取締役車両カンパニープレジデントら=28日、神戸市中央区の川崎重工神戸本社
新幹線の重大インシデントについて謝罪する(左から)川崎重工の小河原誠・常務取締役車両カンパニープレジデントら=28日、神戸市中央区の川崎重工神戸本社【拡大】

 昨年12月に博多発東京行き新幹線「のぞみ34号」の台車で、破断寸前の亀裂が見つかった問題で、石井啓一国土交通相は2日の閣議後会見で、国交省が台車を製造した川崎重工業に対し、聞き取り調査を行っていることを明らかにした。

 石井国交相は会見で「新幹線の安全性信頼性を損なう事案で誠に遺憾だ」と述べた。川重の公表内容を受けた聞き取り調査で、トラブルに至った背景をさらに精査し、部品製造段階のミス根絶への方策につなげたいとしている。

 今回のトラブルは川重が製造過程で台車枠を溶接する際、溶接部の鋼材を削りすぎて強度不足となり「疲労破壊」を起こしたことが、要因とされる。