女性専用シェアハウス問題でスルガ銀が融資実態を調査 期間中の遅延は法的手段とらず (1/2ページ)


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 首都圏で女性専用シェアハウスを運営する不動産会社「スマートデイズ」(東京)がシェアハウス用物件の購入者に対する賃借料の支払いを停止した問題で、物件購入者に融資を行っていたスルガ銀行(静岡県沼津市)が融資の審査手続きなどに問題がなかったかを調べる実態調査を始めた。所有者の一部からは「資金繰りがつかない」として返済の一時停止を求める声も上がっているが、同社は「調査期間中は返済に遅延が生じても法的手段はとらない」としている。

 問題は1月、スマートデイズが物件を借り上げる際に所有者に保証した賃借料の支払いを突然停止し表面化した。所有者の多くが、スルガ銀から融資を受ける際に提出した書類で、審査が通りやすくなるよう預金残高が改竄(かいざん)されたと訴えている。

 このため、スルガ銀では所有者に書面アンケートを行い、「自己資金額と申告額は同じだったか」「預金通帳を不動産業者に渡したか」を確認するほか、物件購入と直接関係のない「無担保ローンや定期預金を行員が勧めたか」なども問うことにしている。

対面での聞き取りも行う予定