日本パブリックリレーションズ協会、資格制度10周年記念シンポ (1/2ページ)

基調講演を行ったアサヒグループホールディングスの泉谷直木会長
基調講演を行ったアサヒグループホールディングスの泉谷直木会長【拡大】

 日本パブリックリレーションズ協会はこのほど、「社会をつなげる、未来を動かす」と題したシンポジウムを如水会館(東京都千代田区)で開催した。PRプランナー資格制度が創設されて10周年を迎えたのを記念したもので、アサヒグループホールディングスの泉谷直木会長による基調講演とパネルディスカッションが行われた。

 泉谷会長は1980年代後半から90年代半ばにかけてアサヒビールの広報課長や広報部長などを歴任。その経験も踏まえて「経営者から見た広報・PRへの期待と課題」という基調講演を行った。

 経営者の立場からは広報・PR部門を横串機能とクリエーティブ部門、経営者の情報参謀と位置づけているといい、「クリエーティブな働きを行うことによって、研究開発力など外部から目に見えない資産を見えるようにすることが重要。会社の経営者に正しい提案を行える情報参謀を目指してほしい」と述べた。

 また、「広報・PR部門にとってこれから大事なのは、伝え方ではなくて、伝えるべきもの(をどう伝えるか)。その結果、相手との信頼関係の度合いがどこまで向上したかについて、きっちりと評価する必要がある」と強調。「ストーリーテラーとなり社会に新しいムーブメントを起こしてほしい」と期待を寄せた。

広報PR部門に求められる人材とは