小澤征爾さんが入院 オペラ指揮は降板「今は治療に専念し、体力の回復に励みたい」

小澤征爾さん
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 世界的指揮者、小澤征爾さん(82)の事務所は8日、小澤さんが大動脈弁狭窄(きょうさく)症と診断され、入院したことを明らかにした。治療と精密検査のため、約1カ月入院する予定。

 今月16日から4回にわたり、京都、愛知、東京で予定していたオペラ「子どもと魔法」の指揮者を降板する。代役は、カナダ生まれの指揮者、デリック・イノウエさんが務める。

 事務所によると、小澤さんは2月27日に体調不良を訴え、病院で検査したところ、今月2日に大動脈弁狭窄症と診断された。

 小澤さんは「楽しみにしてくれていたお客さまに、心から深くおわび申し上げます」と陳謝。「また皆様の前で指揮をするためにも、今は治療に専念し、体力の回復に励みたいと思っております」とのコメントを寄せた。

 担当する医師は「治療が一段落し、暖かくなる頃には体力も回復し、音楽活動を再開できると考えます」としている。

 指揮者の変更によるチケットの払い戻しは行わないものの、来場者にはおわびとして、公式プログラム(2千円相当)を渡す予定。問い合わせは専用ダイヤル(0120・002・201)。