“ありがた迷惑”FBのフェイク対策 ウェブサイトはトラフィック減 (1/3ページ)

フェイスブックの措置は、他のウェブサイトにとっては「いいね!」とならないことも…(ブルームバーグ)
フェイスブックの措置は、他のウェブサイトにとっては「いいね!」とならないことも…(ブルームバーグ)【拡大】

 サイラス・マッスーミ氏はここ数年、交流サイト「フェイスブック(FB)」で拡散しやすい話題を作ることに注力してきた。扇情的な保守的ウェブサイトをいくつも立ち上げ、強烈なインパクトと拡散力を持つニュースを発信してきた。思惑通り、マッスーミ氏はフェイスブックを通して多くの視聴者を獲得した。

 しかし最近、米フェイスブックが方針を変更した。フェイスブック上でフェイク(偽)ニュースが拡散している懸念を受け、マッスーミ氏が運営するようなウェブサイトを排除するようにアルゴリズム(課題を解決する手順)を変更したのである。フェイスブックは、より質の高いコンテンツを優先するという理由で、一部の記事の締め出しを進めている。

 トラフィック減招く

 マッスーミ氏は「フェイクニュース危機を経て利益がほとんど上がらなくなったがらくたウェブサイト」と「クリーンなウェブサイト」のどちらを選ぶかを迫られたと話す。そしてマッスーミ氏はクリーンなウェブサイトを選んだ。

 2017年8月、自身が手掛けるウェブサイトの中で最も大規模だった愛国的サイト「ミスターコンサーバティブ・ドット・コム」を閉鎖。そして16年の大統領選直前に立ち上げたリベラルなサイト「トゥルースエグザミナー」に資源をつぎ込んだ。マッスーミ氏は、厳格化したフェイスブックのルール、特に「クリックベイト(扇情的なタイトルでアクセス数を稼ぐことだけを目的とする手法)」に関するルールを確実に守るようにしたと述べた。

仕向けておいて潰す