人型ロボット「ペッパー」相方に漫才、奈良の中1チームが銀賞 プログラミングコンテスト

コンテストの全国大会で銀賞を受賞した3人
コンテストの全国大会で銀賞を受賞した3人【拡大】

 東京都で行われたソフトバンクの人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を活用したプログラミングコンテストの全国大会で、奈良県かつらぎ町立笠田中学校の1年生3人のチーム「ペッパーズ」が「部活部門」で銀賞を受賞した。ペッパーとの漫才を考えた3人は「次回は金賞を」と飛躍を誓っている。

 ソフトバンクグループでは全国17の自治体に平成29年度からペッパーなどを無償貸与。県内では同町が選ばれ、小中学校計7校でペッパーを活用したプログラミング教育を行っている。

 銀賞を受賞したペッパーズは、智多佑里香さん、岡松茉依さん、谷田萌恵さんの3人で結成。ペッパーとの漫才を発表することを決め、ネタを考えたり、ペッパーの言葉を標準語から関西弁にしたりしたほか、タッチセンサーで動くようにして“相方”になるよう工夫した。

 担当した廣瀬洋子教諭は「子供たちの発想力はすごいと思った」。稲本雅美校長も「これからも全体のレベルが上がるはず」と期待していた。