金魚電話ボックスを撤去 奈良、著作権トラブルで

奈良県大和郡山市の商店街に設置されていた「金魚電話ボックス」のオブジェ=4日
奈良県大和郡山市の商店街に設置されていた「金魚電話ボックス」のオブジェ=4日【拡大】

  • 水が抜かれ、カバーがかけられた「金魚電話ボックス」=奈良県大和郡山市
  • 金魚電話ボックスの撤去反対を呼びかけ、署名を募る工藤勉さん(左から2人目)=奈良県大和郡山市

 全国有数の金魚の産地、奈良県大和郡山市の商店街で、水で満たされた電話ボックスに数十匹の金魚が泳ぐユニークな「金魚電話ボックス」のオブジェが17日、撤去された。外部から著作権侵害の指摘を受け、管理する商店街側が撤去を決めていた。

 オブジェは、福島県いわき市の現代美術作家山本伸樹さん(62)が「自分の過去の作品に似ている」として著作権を認めるよう主張。商店街の組合は「著作権の侵害はない」とする一方、今後のトラブルなどを考慮して撤去したという。

 観光客らに人気だったが、山本さんが記者会見した4日以降に、金魚を取り除き、水は抜いていた。

 大和郡山市は、金魚すくいの全国大会が開催されるなど金魚の産地として知られる。