財務次官セクハラ疑惑、テレ朝女性記者が被害 上司が自社での報道「難しい」 (1/2ページ)

福田事務次官のセクハラ問題について会見する篠塚浩取締役報道部長(右)と長田明・広報局長=19日未明、東京都港区(佐藤徳昭撮影)
福田事務次官のセクハラ問題について会見する篠塚浩取締役報道部長(右)と長田明・広報局長=19日未明、東京都港区(佐藤徳昭撮影)【拡大】

  • 福田事務次官のセクハラ問題について会見する篠塚浩取締役報道部長=19日未明、東京都港区(佐藤徳昭撮影)
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 テレビ朝日は19日未明、東京都港区の本社で会見を開き、週刊新潮で報じられた福田淳一財務事務次官のセクハラ疑惑について、セクハラを受けたとされる記者の中に同社の女性社員がいたことを明らかにした。

 篠塚浩報道局長は用意した文書を読み上げ、「社員は当社の聞き取りに対して福田氏によるセクハラ被害を申し出、当社として録音内容の吟味、関係者からの事情聴取などを行った結果、セクハラ被害があったと判断した」と述べた。

 テレ朝によると、女性社員は1年半ほど前から数回、取材目的で福田次官と2人で会食。そのたびにセクハラ発言があったことから、「身を守るため」に会話の録音を始めた。後日、セクハラ被害を報道することを上司に相談したが、本人が特定されて二次被害の恐れがあることなどを理由に「報道は難しい」とされたという。女性社員は「セクハラ被害が黙認され続けてしまうのではないか」との思いから週刊新潮に連絡。取材後、録音の一部も提供した。

 一方、取材活動で得た情報を第三者に渡したことについて篠塚局長は「報道機関として不適切な行為で、遺憾に思う」と説明した。福田次官がセクハラ行為を今も否定している点については「行為があったことは事実」と断言。財務省に正式に抗議する予定という。

女性社員「財務省は事実を明らかにせよ」