財務次官セクハラ疑惑で麻生財務相「進退考えていない」 抗議文は「しっかり受け止め」

記者団の質問に答える麻生財務相=19日、ワシントン(共同)
記者団の質問に答える麻生財務相=19日、ワシントン(共同)【拡大】

 【ワシントン=塩原永久】セクハラ問題で財務省の福田淳一事務次官が事実上更迭されたことについて、訪米中の麻生太郎副総理兼財務相は19日夜(日本時間20日午前)、記者団に対して「進退については考えておりません」と述べ、辞任を否定した。

 麻生氏は「テレビ朝日が記者会見で、女性社員が福田次官からセクハラ被害を受けたと判断したと公表したことは承知している」と述べた。

 また、同社から財務省に抗議文が届けられたことを受け、「会社として正式な抗議をしたということだから、しっかり受け止めなければならない」と指摘。財務省として、まずは事実関係の調査に力を入れる考えを強調した。

 麻生氏は19日に米首都ワシントンで開幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席するため、ワシントンを訪れていた。