「野球くじ」見送りか 条件面で隔たり

五回、中前安打を放つ巨人の坂本勇人=1日、京セラドーム大阪(岩川晋也撮影)
五回、中前安打を放つ巨人の坂本勇人=1日、京セラドーム大阪(岩川晋也撮影)【拡大】

 プロ野球を対象としたスポーツ振興くじの導入が見送られる公算が大きくなっていることが4日、関係者の話で分かった。日本野球機構(NPB)は、超党派の国会議員でつくるスポーツ議員連盟から導入の可否について検討を要請され、議連側と意見交換を重ねたが、条件面で隔たりが大きいという。ただプロ野球側は交渉の窓口を閉ざす考えはないとしている。

 4日、東京都内で行われたNPBの理事会で「野球くじ」の議論を進める中期経営計画小委員会から報告があり、井原敦事務局長は「進展はない」と説明した。

 関係者によるとNPB側は、くじの売り上げにかかわらず一定額を受け取ることを強く要望したが、認められなかったという。また、一部球団からは助成金を受け取ることで文部科学省の関与を受けることに否定的な声が上がっていた。