クラウドファンディングで作製、人気アニメのマンホールに塗料被害 沼津市は一時撤去決定

何者かに白い塗料が塗られたオリジナルマンホール=6日、静岡県沼津市下河原町(石原颯撮影)
何者かに白い塗料が塗られたオリジナルマンホール=6日、静岡県沼津市下河原町(石原颯撮影)【拡大】

 静岡県沼津市は6日、人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」に登場するキャラクターが描かれたマンホールが何者かにより白い塗料で塗られる被害が発生したと発表した。市は同日、沼津署に被害届を出し、被害の拡大を防ぐため、全9カ所あるキャラクターを描いたマンホールの撤去を決めた。再開時期は未定という。

 塗料が塗られていたのは、キャラクターのうち、渡辺曜▽黒澤ダイヤ▽津島善子の3人が描かれたマンホールで、マンホール全体や顔面の一部に白い塗料がまかれていた。先月18日に市内9カ所に設置されたばかりだった。

 同27日には故意に傷つけたとみられる傷が見つかり、市水道課は今月1日、沼津署に被害届を提出。同署が器物損壊事件として捜査を進める中での事件となった。

 このマンホールは今年1月、同作品のファンに街めぐりを楽しんでもらうために民間企業と連携し、インターネットで資金を募るクラウドファンディングで集金し作製された。募集開始30時間ほどで目標金額2217万円を突破し、最終的に約3400万円を集め、ファンから注目を集めていた。

 近くで飲食店を営む加藤誠さん(58)は「タオルできれいにして撮影する善良なファンも多かっただけに残念。せっかく寄付が集まって設置されたのに」と無念さをにじませた。