新ルート事業費700億円 秋田新幹線、トンネル15キロ

 秋田、岩手両県境でJR東日本が検討中の秋田新幹線のトンネル新設を含む新ルート整備について、JR東が総事業費を約700億円と試算していることが8日、分かった。秋田県が明らかにした。

 秋田県によると、JR東が昨年11月、沿線の自治体に説明した。トンネルは全長約15キロで、工期は10年以上の見通し。開通により、運行時間は約7分間短縮され、秋田-東京間の最短時間は3時間半程度になるという。

 トンネル整備を検討しているのは、田沢湖(秋田県仙北市)-赤渕(岩手県雫石町)間の18・1キロ。急峻な山岳地帯を横断するため、荒天による遅れや運休が発生しやすくなっていた。近く沿線や近隣自治体が国にトンネルの早期着工などを求める方針。