「#MeToo」中国でも勢い 有名TV司会者のセクハラ疑惑拡散 (1/2ページ)

 中国中央テレビ局(CCTV)の男性司会者によるセクハラ疑惑が浮上し、米国で始まった「#MeToo」運動が中国でも勢いを増しつつある。

 7月25日に公表された匿名の書簡が告発したのは、国営のCCTVで20年以上にわたり番組の司会役を務める朱軍氏。書簡を書いた女性はCCTVでインターン(就業体験)をしていた2014年に朱氏からセクハラを受けたと主張した。朱氏は最近までCCTVで自身の番組を持っていたほか、旧正月(春節)を祝う幾つもの番組で共同司会を担当している。

 中国当局が情報の拡散を嫌う場合、ソーシャルメディアでの情報共有がしばしば制限される。「微博」と「微信」のユーザーはこの女性の書簡に関する投稿を共有できなかったが、朱氏をめぐる情報は広がった。

 そして7月下旬、理由は不明だがユーザー間でこの告発の情報が共有できるようになり始めた。

 中国の「#MeToo」運動が目立つようになったのは今年1月。この時は北京航空航天大学の教授に対する訴えがソーシャルメディアに掲載された。以降、学術界やメディア関係者らに対する告発が続いている。

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