【スポーツi.】新ポスティング制度で菊池投手の譲渡額はどうなる? (1/3ページ)

クライマックスシリーズ・ファイナルステージで投げる西武の菊池雄星=10月17日、メットライフドーム
クライマックスシリーズ・ファイナルステージで投げる西武の菊池雄星=10月17日、メットライフドーム【拡大】

 西武からポスティングシステムでメジャー移籍を目指す菊池雄星投手(27)が10日(日本時間11日)、米ロサンゼルス入りした。現地で代理人を務めるスコット・ボラス氏(66)と接触して、今後移籍先球団への希望条件など打ち合わせに入るという。

 「まだ具体的な話はできていない。代理人とミーティングすると思うので、そこで具体的な話し合いができればいいと思っている」

 現地から届いた菊池のコメント。いよいよメジャー挑戦が本格化する。

 両者思惑の折衷案

 米国のスポーツ雑誌「スポーツ・イラストレーテッド」(電子版)によると「コービン(ダイヤモンドバックスFA、今季11勝7敗)、カイケル(アストロズFA、今季12勝11敗)、ハップ(ヤンキースFA、今季17勝6敗)らの左腕と匹敵する好投手」など、目下のところ米国での評価は上々である。

 ところで…。ポスティングといえば、送り出す日本の在籍球団への金銭見返りがある。いわゆる譲渡金である。かつては天井知らずだった。2006年のレッドソックスは松坂獲得の譲渡金として5111万1111ドル11セント(当時のレートで約60億円)を西武に支払った。

 過去、史上最高は11年のレンジャーズ。ダルビッシュ獲得に対して日本ハムに支払った譲渡金は、5170万3411ドル…。最初のシステムでは契約交渉できるのは最高提示額の1球団のみ。決裂してしまえば、移籍不可(10年の岩隈久志、アスレチックスと未契約など)という“不備”があった。

 そこで13年から譲渡金の上限が2000万ドルに決められ、同額の複数球団との交渉が可能になった。13年の田中将大(ヤンキース)、15年の前田健太(ドジャース)、17年の大谷翔平(エンゼルス)らがいる。

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