ベトナム、男子サッカー代表に熱狂 韓国人監督が指導 両国友好の象徴に (1/2ページ)

スズキ・カップでベトナムが優勝し歓喜するハノイ市民ら=2018年12月15日(VNA=共同)
スズキ・カップでベトナムが優勝し歓喜するハノイ市民ら=2018年12月15日(VNA=共同)【拡大】

 ベトナムがサッカー男子代表の躍進に沸いている。韓国人監督の指導の下、好成績が続き、昨年12月15日には東南アジア諸国連合(ASEAN)王者を決めるスズキ・カップで優勝。歓喜する市民が各地で街に繰り出した。ベトナムと経済連携を深める韓国も両国友好の象徴として後押しする構えだ。

 躍進の立役者、朴恒緒監督は2002年のワールドカップ(W杯)日韓大会の際、韓国を4強に導いたオランダ人のヒディンク監督の下でコーチを務めた。17年10月にベトナム代表監督になり、U-23(23歳以下)のチームも指導する。高温多湿の気候に合わせ昼寝も認めるなどの工夫をして練習日程を組む一方、厳しいトレーニングで自信を植え付けた。

 最初の節目は18年1月に中国で行われたU-23アジア選手権。ウズベキスタンに敗れ準優勝だったが、東南アジア勢初の決勝進出となった。

 昨夏のジャカルタ・アジア大会は4強。スズキ・カップでマレーシアを下し10年ぶりにASEAN王者となった昨年12月15日夜、首都ハノイ中心部では市民の歓声や国旗を振り回しながら走るバイクの爆音が途絶えなかった。

 「魔法使い」「歴史をつくった男」。インターネット上には監督称賛の書き込みが躍る。ハノイの会社員、グエン・タット・トゥンさんは「信じられない成果で誇らしい。朴監督と選手たちは英雄だ」と強調した。

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