「音、におい、全てが素晴らしい」 豊洲のマグロ競り、デッキから見学開始

専用デッキからマグロのせりを見学する親子=15日午前、東京都江東区の豊洲市場
専用デッキからマグロのせりを見学する親子=15日午前、東京都江東区の豊洲市場【拡大】

 昨年10月に開場した豊洲市場(東京都江東区)で15日、競り場の一角に設けられた専用デッキでのマグロの競り見学が始まった。初日から定員を超える申し込みがあり、見学客は仲買人の声や鐘の音が響く競りの様子を熱心に眺めたり撮影したりしていた。

 旧築地市場(中央区)では競り場を間近で見ることができ、観光客に人気だったが、豊洲では衛生や安全に配慮し、競り場から約3メートル高い場所にあるデッキから窓越しに見学する方式になった。

 見学は無料で、午前5時45分から30分間実施。インターネットや電話で事前に受け付ける。1日の定員は120人で、この日は128人が申し込んだ。

 港区の男性会社員(52)は「以前訪れた築地よりは迫力に劣るが、きれいで安全な環境で競りをしていると感じた」。

 米国から来たジョー・ジャスティスさん(39)は「音やにおい、全てが素晴らしく、興奮している」と笑顔で話した。

 競りは事前申し込みなしでも、一般客用に設けられた見学者コースの窓越しに、遠くから見ることができる。