台風18号、九州に接近へ 中四国横断の恐れも

2017.9.14 18:23

 非常に強い台風18号は14日、東シナ海を北寄りに進んだ。15日には進路を東寄りに変え、16日午後、九州に接近、その後上陸し、中四国を横断する恐れもある。

 台風の北上に伴い、九州南部付近に停滞する前線の活動が活発になり、15日は宮崎県や鹿児島県、南西諸島で非常に激しい雨の降るところがある。

 15日午後6時までの24時間予想雨量は多いところで、奄美200ミリ、九州南部180ミリ。16日にかけて雨量はさらに多くなる見通し。

 台風18号は午後3時現在、時速10キロで北北西に進んでいる。中心気圧は935ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心から半径200キロが暴風域。

閉じる