和歌山・串本町の「なんたん水」 モンドセレクション最高金賞を受賞 

2018.6.14 10:00

 和歌山県串本町が製造している災害用備蓄水「なんたん水」が、国際的な品評機関「モンドセレクション」の最高金賞を受賞した。平成24、27年の金賞獲得に続く3回目の受賞は、さらに評価が上がった。

 なんたん水は23年度から製造。「平成の名水百選」にも選ばれた「古座川」の水を浄化した水道水を原料にしており、保存期間を5年にする処理などを行っている。

 これまでの金賞より評価が上がったことについて同町は、前回受賞以降、水道水の濾過(ろか)速度を約20%遅くしていることを挙げ、浄化がより進んだためではないかとみている。

 なんたん水は500ミリリットル入りで1本100円(税込み)。町内では同町水道課や潮岬観光タワー、道の駅くしもと橋杭岩などで販売している。問い合わせは同課((電)0735・72・0082)。

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