『ダメなときほど「言葉」を磨こう』萩本欽一・著

書評

 ■名言や自身の人生哲学語る

 「いい言葉には、人生を好転させる力がある」。言葉にこだわるコメディアンの著者が、吉永小百合さん、永六輔さんら有名人や、一般の人から聞いた数々の名言、そして自身の人生哲学を語る。

 売れっ子になった当初から言葉磨きを続け、「言葉一つ一つを大切にする。それだけで逆境に負けない力が備わる」という。

 また、人間関係を良くするには「本音で語る」より「多少の芝居、『やせ我慢』の演技が欠かせない」とも。

 子育て、仕事、人づきあいでも「言葉が命」と訴える著者の言葉(語り)にわくわくしたり、やる気が出てきたり。そんな一冊だ。(756円、集英社新書)