日本酒染みこませたケーキ、ダムカレー… 地元産品アキバで売り込め

 
「地域うまいもんマルシェ」で藤枝の逸品を販売する藤枝商工会議所の職員=16日、東京・秋葉原

 東京・秋葉原で、各地の商工会議所が週替わりで地元産品を販売するコーナーが好評だ。昨年7月の開設から延べ約60の会議所が出店。全国から観光客が訪れる「アキバ」で商品の手応えを探れるため、出店希望が絶えず、運営する日本商工会議所は当初1年の設置期間を来年3月まで延長した。もうしばらく“地域自慢の逸品”が楽しめそうだ。

 「地元日本酒を染みこませたケーキの試食はどうですか」。8月16日、法被を着込んで威勢よく呼び込みを掛けるのは静岡県の藤枝商工会議所の職員だ。通りがかった来店客は次々と手に取って口にしていた。

 日商が地域振興の一環で、ガード下に店を構える「日本百貨店しょくひんかん」の一部スペースを借り上げ、「地域うまいもんマルシェ」と名付けて各地会議所に無料で貸し出している。藤枝商工会議所は8月15日から21日まで出店。経営支援課の寺田元気さんは「どの商品にお客さんの関心が高いのかを直接感じることができるメリットは大きい。機会があればまた出店したい」と話す。

 これまで大町(長野県)の黒部ダムカレーや府中(広島県)のフリーズドライみそ汁などが好評だったという。年内スケジュールは22日~古河(茨城県)、29日~前橋、9月5日~野田(千葉県)の各会議所が出店する。日商は来年1~3月の出店については近く受け付けを始める。