東京都 ベンチャー育成プログラム 女性起業家の早期事業化を支援

 

 東京都は、女性ベンチャー企業の成長促進事業を新たに始める。海外での事業展開、社会課題の解決に役立つ事業を考える女性起業家を支援し、地域経済活性化を促す。

 新事業は「APT Women(アプト ウィメン)」。創業10年未満の女性起業家を対象に、ビジネスプランを素早く事業化に導くアクセラレータープログラムだ。起業支援を手掛けているデロイトトーマツベンチャーサポート(東京都千代田区)が事業を受託する。

 公募で選ばれた20人が、10月から3カ間、第一線で活躍する先輩女性起業家や金融担当者らによる講義を週1回受講。成長とともに求められる経営知識やスキルを身に付け、専門指導員から資金調達などのアドバイスも受けられる。さらに10人を選抜して来年1月中旬から下旬にかけてニューヨークを訪問し、商談やビジネスプラン発表会(ピッチ会)に臨む。同2月には成果報告会も開催する。2018年度以降も実施する計画だ。

 都は、ベンチャーを対象にしたさまざまな支援策を打ち出してきたが、補助金・助成金の交付や創業支援施設整備などハード面の対策が中心だった。今回のように新規事業を早期に軌道に乗せるための短期集中型ベンチャー育成プログラムを立ち上げるのは初めてとみられる。小池百合子知事は「東京を女性ベンチャーの発信の地にしたい」と意気込んでいる。

 応募はAPT Womenの専用サイトにある用紙に必要事項を記入し、メールで申し込む。締め切りは9月17日。同29日午後6時から、この事業を紹介するイベントを東京都千代田区の東京国際フォーラムで開く。