11月5日に運転を再開 JR山田線盛岡-宮古間 岩手

 

 JR盛岡支社は22日、斜面の土砂崩れで平成27年12月から不通となっているJR山田線の上米内-川内間(51・6キロ)の復旧を10月中に終え、岩手県盛岡-宮古間の運転を11月5日に再開すると発表した。

 約1年11カ月ぶりの運行再開となることについて、大内敦支社長は同日の定例会見で「非常にもろい斜面で時間がかかったが、復旧の見込みが立って、うれしい。復旧以降、たくさんのお客さまに利用していただけるようお願いしたい」と所感を述べた。

 土砂崩れは27年12月11日に宮古市門馬の同線松草-平津戸間で発生。同日午後7時半ごろ、宮古発盛岡行きの普通列車が線路上の土砂に乗り上げて脱線し、乗客ら16人がけがを負った。

 脱線した列車は今年5月に撤去。昨秋始まった斜面(幅約65メートル、高さ約60メートル)の安定化工事では、アンカーを地中の固い岩盤に打ち込むなどの作業も残り5%程度で、10月中旬に終了する見通し。

 同下旬にレールの再敷設や信号・通信設備工事を行い、試運転をへて、運転を再開する。運行ダイヤは不通前とほぼ同じという。