未承認のがん免疫療法調査 厚労省、全国の拠点病院で

 

 厚生労働省は3日、人間の免疫力を利用する「がん免疫療法」をめぐり、国の承認を受けていない治療を全国のがん診療連携拠点病院がどれくらい行っているか調査すると発表した。

 主ながん治療は、抗がん剤を用いる化学療法、放射線照射、手術の3つ。免疫療法はオプジーボなど国が承認した新薬も登場し、「第4の治療」として注目されているが、科学的に有効性が確認されていないものも多く、同省の専門家検討会が「拠点病院でも実施されている」と指摘していた。

 がん拠点病院は、地域の中核として質の高いがん医療を行う病院で、全国の約430施設が指定されている。免疫療法を行うには、臨床研究として実施するか、保険が適用されない自由診療として実施する方法がある。