ノーベル文学賞、受賞逃し“ハルキスト”ゆかりの地でため息

 
ノーベル文学賞の受賞を逃し落胆する村上春樹ファンら=5日午後、神戸市中央区のイタリア料理店「ピノッキオ」(奥清博撮影)

 ノーベル文学賞が発表された5日、村上春樹さん(68)の経営するジャズ喫茶があった、東京・千駄ケ谷の鳩森八幡神社では、発表までのカウントダウンイベントが行われた。“ハルキスト”(村上さんの熱心なファンのこと)やマスコミ約200人が集まり、スウェーデン王立科学アカデミーのインターネット中継を見ながら吉報を待った。

 午後8時過ぎ、受賞を逃したことが伝えられると集まったファンの間からはため息が漏れた。

 村上さんは、早稲田大学在学中の昭和49年、東京・国分寺にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を開店。52年に同店を千駄ケ谷に移転した。

 当時、村上さんが通っていた書店「ブックハウスゆう」の店主、斎藤祐さん(72)は「本当に残念。これからも千駄ケ谷では盛り上げていきたい」。東京都足立区の会社員、鈴木孔明さん(30)は「カズオ・イシグロさんも好きな作家なので、複雑な気持ちです」と話していた。

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