【ゆうゆうLife】病と生きる 華道家・假屋崎省吾さん(50) (1/2ページ)

2009.11.27 07:00

 ■「すぐ入院」目の前真っ暗/夢があるから我慢できる

 華道家の假屋崎省吾さんは6年前、糖尿病が発症したのをきっかけに大好きな肉料理など高カロリーの食生活と決別した。体重は17キロ減り、血糖値は今も正常値をキープしている。その強い意志は50歳になった今、「新たな夢に挑戦したい」という情熱が支えている。(文 小川真由美)

 糖尿病と診断されたのは44歳のとき。夏、おなかに赤い湿疹(しっしん)ができて皮膚科に行ったときに血液検査を受けたら、お医者さんに「すぐに入院して」と言われ、目の前が真っ暗になりました。健康な人は100未満の血糖値が273だった。

 でも、家を新築したばかりで借金があり、仕事をしないとローンを返済できない。だから、お医者さんに「後生ですから入院だけは勘弁して」と懇願し、食生活を180度変えるのを条件に、何とか入院だけは免れました。

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 病気になる前は1日4000キロカロリー以上摂取していました。焼き肉やトンカツなど脂っぽくてこってりしたものを1日3食。バイキングが大好きで、暇さえあれば行って満腹になるまで食べていました。お菓子もようかん1本を丸かじりとか。

 おいしいものって油やバター、砂糖がたっぷり使われているものばかりでしょう(笑)。体も丈夫で、38度の熱でも花を生ける仕事をすると熱が下がってしまう。病気とも無縁でした。

 40歳を過ぎてからのどがやたらと乾いたり、だるくなったり自覚症状があっても「仕事の疲れかな」と考えただけ。睡眠時間3、4時間で働いているうちに時間がたっていました。

 湿疹ができず、放っておいたら今ごろどうなっていたかと思うと怖い。私のような自営業の方は、特に早期発見のために定期健診は欠かさず受けてほしい。

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