【ゆうゆうLife】民主党でどうなる? 保育園の面積基準 (1/4ページ)

2009.12.10 07:51

 □保育園児の収容数増加求め地方分権委が勧告

 □「0、1歳児の1人当たりの面積は3・3平方メートル、2歳以上は1・98平方メートル」とした国の基準を緩和

 ■“詰め込み”容認で質低下の懸念

 経済情勢の悪化を受け、認可保育園の入園を待つ待機児童の数が増加している。そんな中、政府の地方分権改革推進委員会は、保育園の部屋の広さを定めた面積基準を緩和し、より多くの園児を収容するよう厚生労働省に勧告した。しかし、専門家からは「保育園の部屋の面積は現状でも狭すぎる。発達の結果が出る数十年後に後悔しても遅い」との声が上がっている。(牛田久美)

 ◆健全発達に広さ必要

 東海道新幹線の新横浜駅から歩いて10分ほどのマーマしのはら保育園。横浜市で待機児童が最多の港北区にあるこの園は、市からの要請で子供を定員以上に受け入れている。国基準の1人当たり3・3平方メートルに迫る面積での保育だ。

 「本当は3歳以上で4・6平方メートル、ホールなど入れると7・9平方メートルの広さを実現したい。園舎が広いから弾力的に多く受け入れても国の基準を満たしているが、これ以上は難しい」と丹羽勝子園長。ホールに隣接する園庭を指さし、「区からはここに園舎を増築し、さらに30人を受けてほしいという話がありましたが、断りました」と話す。代わりに来春、別の地区に分園を開設し、待機児童解消に協力するという。

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