2010.1.18 09:53
高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)が変わりつつある。かつての似たような施設から、しゃれたデザインの建物に快適な休憩設備、環境にも配慮した商業施設などが登場。東日本と北海道エリアを管轄する東日本高速道路では「駅ナカ」ならぬ「道ナカ」ビジネスと名付け、施設の進化に力を入れている。(太田浩信)
横並びの料理メニューやサービスが当たり前だったSA・PAは昭和60年前後に利用者からの批判が高まり、次第に変化してきた。平成に入ってからは高速道路と一般道の双方から利用できる「ハイウェイオアシス」も登場。コンビニエンスストアなどの出店も相次ぎ、17年の旧道路公団の分割民営化で拍車がかかった。従来のイメージを覆す商業施設、ドッグランなどもその一つだ。
≪回転ずしやスイーツ≫
東日本高速道路が展開する商業施設「Pasar(パサール)」は従来施設の概念を変える。PAとSAにリラクセーションの頭文字「R」を組み合わせた造語だが、インドネシア語で「市場」を意味する。20年に京葉道幕張PAの上下線に開業したPasar幕張を皮切りに、21年11月には東北道下り線にPasar羽生、同12月には関越道上り線の三芳PAにPasar三芳をオープンさせた。いずれも改築前の旧施設を大きく上回る好調な売り上げを記録している。