2010.3.10 05:00
≪手詰まり感 材料株に買い向かう≫
■オリジン電気(6513) 前日比18%高の380円で東証1部上昇率1位。ワコム(6727)が7.7%高の14万3000円など、タッチパネル関連銘柄が急騰。しんきんアセットマネジメント投信の藤本洋主任ファンドマネージャーは「手詰まり感から、小さい売買エネルギーでも動きやすい材料株に、短期値幅取りを狙った買いが向かった」とみていた。オリジン電はNTTドコモ向けのディスプレーパネルはり合わせ装置を手掛ける。
■サイゼリヤ(7581) 5.4%高の1693円と3日続伸。低価格戦略が奏功して節約志向の強い顧客ニーズを吸収、既存店売上高が増加傾向にある。2009年9~10年2月期の連結営業利益が70億円と、会社計画の63億円を上回ったと一部報道で伝えられ、業績拡大を期待した買いが入った。
■ニチアス(5393) 2.6%高の393円。一時412円と、2月8日以来約1カ月ぶりの高値水準に戻した。住宅用軒裏天井など一部製品で、不正な方法で認定を取得していた問題に関連し、新工法を開発し改修費用を想定に比べ圧縮できた。これにより10年3月期の連結最終利益は77億円となる見込みで、前回予想35億円の2.2倍。前期実績は4億2800万円。利益水準回復を評価する買いが入った。