【東京市場の注目銘柄】(19日)「クロマグロ国際取引禁止案」否決 (1/4ページ)

2010.3.20 05:00

 ≪関連株に明暗 養殖急落、すし上昇≫ 

 【輸出関連】 トヨタ自動車(7203)が前日比2%高の3600円と反発し、ソニー(6758)が2008年9月以来の高値を付けるなど堅調。米国でフィラデルフィア地区の製造業活動の拡大が示され、新規失業保険申請件数が減少、米景気堅調による業績期待から輸送用機器や電気機器が東証1部33業種の上昇率上位に並んだ。

 【クロマグロ関連】 絶滅のおそれがある野生動植物種の国際取引を規制するワシントン条約の締約国会議・委員会は、大西洋産クロマグロの国際取引を禁止するモナコの提案を否決した。マグロ養殖用の飼料を手掛ける林兼産業(2286)は8.2%安の123円、マグロの畜養事業を行う東都水産(8038)は5.8%安の163円と急落。半面、マグロの調達不安や仕入れコスト上昇への警戒感が和らぎ、回転すしチェーン大手のくらコーポレーション(2695)は3.7%高の33万3000円と高い。

 【不動産】 三菱地所(8802)が2%安の1447円となるなど、東証1部の不動産指数は33業種の下落率で2位。国土交通省が18日に公表した公示地価(1月1日時点)によると、全国平均の全用途地価は前年比4.6%下落(前年は3.5%下落)と2年連続で下落。ゴールドマン・サックス証券は、前年比下落幅の拡大は不動産セクターにとってネガティブと指摘している。

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